小夜更けて

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なにもかも忘れて夢中になれた…。懐かしい少女漫画6選!

凛としたたたずまい、意志のある眼の少女達。
欅坂46が大好きな方にも、そうでない方にも、オススメの漫画をまとめました。
「古い!」と一刀両断されるチョイスかもしれませんが、どれも名作です。


少女革命ウテナさいとうちほ

少女漫画らしい耽美な絵柄と繊細なストーリーの、学園ファンタジー漫画です。 さいとうちほ先生は、今でも活躍しているかなり息の長い漫画家で、エロいけど下品にならない描写が持ち味。

独特の世界観があって、不思議の国のアリスのような現実離れした乙女チックさです。

主人公の天上ウテナとヒロイン、姫宮アンシーがお互いの運命に影響を与え合い、成長して自ら閉じ込められていた殻を打ち破る。 …という風に、私は受け取りました。 ただ、読者によって解釈が違う漫画でもあり、さまざまな考察を読んでから再び漫画を読み返すのも楽しいです。

「男装ロングヘア美少女とミステリアスなメガネ美少女の百合漫画」…ととらえる人もいるかもしれませんね。

登場人物、それぞれの価値観・想いが複雑に絡み合い、悩んだり戦ったりするので、少女漫画がつまらない、と思っている人にもオススメ。

信念を持ち、周りから否定されても気高く生きようとする主人公、天上ウテナ
理想を持ち、きれいごとにすがる少女は目が離せません。
魅力的、という意味でもありますし、繊細で壊れてしまいそうで心配、という意味でもあります。ちなみにアニメ版もあって、結末が違います。アニメのほうが有名かもしれません。

  • 男性にもおすすめ度  ☆☆☆☆
  • 考えちゃう度       ☆☆
  • 少女のくびれ度     ☆☆☆☆☆

闇は集う(松本洋子

死にきれずにさまよっている魂が、「闇の中のどこかの部屋」の番人に導かれて運命を受け入れたり、知りたくない事実と向き合ったりする、というお話。
ミステリー、ホラーの要素がありながらホロリとするお話もあり、当時の「なかよし」の中で異色の漫画でした。

人の弱さ、醜さを描きながらも、少女漫画ならではの美化された絵柄で読みやすいです。

最近、青年誌の闇金漫画を読みましたが、とにかく人間を醜くあさましく描いています。
そうしたリアルな絵柄も、内容の凄惨さをよりいっそう強調していて、漫画の大ヒットの一つの要素だとは思います。

ですが、私はりぼん、なかよしを読んで育ち、ゆめかわ依存体質です。
リアルな闇系漫画を読むと、必ず口直しにかわいい少女漫画を読みたくなるんです。
「闇は集う」という漫画は、少女の夢を壊しすぎず、人のおそろしさも覗き見できます。
パクリ疑惑もあり、ほぼ黒に近いと言われていますが、少女漫画として完成度が高く、ファンの多い漫画です。

  • 目が大きい度      ☆☆☆☆☆
  • 男性にもおすすめ度  ☆☆
  • 真に迫る人間描写度  ☆☆

おそらく少年の設定ですが、番人のイメージが、平手友理奈志田愛佳と重なります。


BASARA(田村由美

バサラはアニメ化されましたが、映画化されてもおかしくないほど、スケールが大きい少女漫画でした。
わざわいによって荒廃し文明が退化した世界で、「運命の子供」更紗(さらさ)が、亡き兄に代わって革命を起こす、というストーリーです。
敵であることを知らずに出会う朱理(しゅり)とのラブストーリーでもあり、すれ違い、影響しあう姿に萌えます。
登場人物は、子供時代の辛い過去や野心などによって、それぞれ個性の違いはあれど、まともではありません。だからこそ面白いし、ツボにはまって号泣したシーンもありました。

なんといっても、腐った現実を変えるために戦い、自分の弱さと向き合い、たくましく突き進むヒロイン、更紗が魅力的!意志の強さと鋼の精神力を持ちながらも、あどけない少女としての可憐さも失いません。

欅坂46の中性的で挑発的なダンスの世界観と、共通する部分があると思います。

  • 男性にもおすすめ度      ☆☆☆☆☆
  • 揚羽がかっこいい度      ☆☆☆☆
  • ラストにしびれる度      ☆☆☆☆☆

花のあすか組!(高口里純)

スケバン、と聞いて今の若い子は分かるのでしょうか…?ヤンキー、ならOKかな?

不良同士の抗争を描いた漫画です。ドラマや映画もあります。
もう、主人公のあすかが、サイマジョ・不協和音の平手友理奈に見えて仕方ありません。
漫画のタイトルにもなっていて、一応主人公なんですが、読者にも行動が読めない底知れなさがあり、気づけばハマっていました。
花のあすか組!」は、少女漫画というよりは、女性漫画というか、かなり成熟したキャラが出てきます。ストーリーも辛口。甘いカクテルではなくテキーラです。

「HiGH&LOW」シリーズが大ヒットしていて、深夜の再放送でちらっと見ましたが、女性キャラはお弁当の漬物くらいの存在感でしたね。
こちらの漫画は男女の比率はその逆ですが、ヤンキーを題材にして権力争いや社会のシビアさを描くという意味では似ています。味付けを変え、飾り付け方を変え、昔から愛されてきたテーマです。

  • 美しい少女には棘がある度  ☆☆☆☆
  • あすかのカリスマ度       ☆☆☆☆☆
  • 男性にもおすすめ度       ☆☆☆

キス(マツモトトモ

こちらは、マイルドな少女漫画です。スタイリッシュで清潔感がにじみ出ている絵柄。今でも、古さは感じません。

ピュアな女子高生、カエが、ピアノの先生、ゴシちゃんを振り向かせようと一生懸命背伸びします。映画のワンシーンのようなキスがたくさん出てきて、ストーリーや設定はありきたりですが、雰囲気で読ませてしまいます。 キャラクターはわちゃわちゃ喋らず、視線、スキンシップで気持ちを伝えあう、キュンとするシーンが盛りだくさんです。

マツモトトモ先生は本当に、「恋に落ちる瞬間」を描くのがうまいんです。 この作品は、間違いなく先生の代表作。 選んだ理由は、澄んだ空気感が、欅坂46のイメージと似ているからです。

  • 男性にもおすすめ度  ☆☆
  • カエに萌え度       ☆☆☆☆
  • キスしたくなる度     ☆☆☆☆

輝夜姫清水玲子

清水玲子先生は、映画化された「秘密」の作者でもあり、私は「月の子」のほうが好きなのですが、イメージに近い方を。

幼いころから性的な対象に見られることが多かった美少女、晶と人間離れした能力を持つ少年、由・賢くて優しいけど体が弱い少年、碧が中心キャラですが、他にも個性的なキャラは多く、きっと誰かに感情移入できると思います。

私は、女のいやらしさが凝縮したようなキャラ、まゆの図太さが、年を重ねるにつれて許せるようになり、今では一番好きなキャラクターです。
そんなまゆが狂ったように愛するのが晶。花のあすか組のあすかと同じで、読者を大胆に置いてきぼりにする強さ、ミステリアスさが魅力。
追いかけたくなるクールな女性です。

後半は、晶の強さ、しぶとさ、冷酷さがどんどんレベルアップし、ヒロインというよりは悪女になっていくところも見どころ。

  • 男性にもおすすめ度  ☆☆☆☆
  • ドロドロ度         ☆☆☆☆☆
  • 読後感複雑度      ☆☆☆

以上、「これが好きなら欅坂46ファンになるかも!懐かしい少女漫画6選」でした! あれ…?タイトルが違う?

それでは、今日も良い一日を!